ikeです。
今回はバイナンスの本日のニュースについて記事にしていきたいと思います。
まず、サーティックという会社と提携したというニュースについて。
certikサーティックとは?
公式ホームページ:https://certik.org/#home
公式ツイッター:https://twitter.com/certikorg
コロンビア大学のRonghui Gu教授とイエール大学のZhong Shao教授によって設立された企業です。
世界クラスの正式な検証専門家やGoogle、Facebookのシニアソフトウェアエンジニアが在籍しています。
certikとは、スマートコントラクト検証、スマートコントラクト監査を行うのがCERTIKです。サイバーセキュリティの企業です。
サービス内容しては、
・業界で最も堅牢なスマートコントラクトセキュリティのための手動テスト、静的分析、および正式な検証を組み合わせて行います。
・CertiKの正式な検証プルーフエンジンと統合して、よりスケーラブルで安全なエコシステムを作成します。
・世界トップクラスのサイバーセキュリティ専門家チームを活用して、重大な攻撃経路と脆弱性を防ぎます。
2018年10月に、Binanceの暗号通貨交換のインキュベーター部門であるBinance Labsは、スマート契約とブロックチェーン監査のスタートアップに投資したと発表していました。
ニュースの内容は覚えていたのですが、この企業と言うのがCertikだったんですね。
投資し、バイナンスが提携したという事は、Certikのプロジェクトが進んでいることを表しているといえますね。
スマートコントラクトとは?
スマート・コントラクト(Smart contract)とは、契約のスムーズな検証、執行、実行、交渉を意図したコンピュータプロトコルである。スマートコントラクトには第三者を介さずに信用が担保されたトランザクションを処理できるという特徴がある。
ブロックチェーンおよび暗号通貨の主要な用途の一つでもある。
(wikiより一部引用)
この自動的に取引を実行するといったスマートコントラクトの機能を検証し、分析、セキュリティ上問題がないかどうか等チェックするのがcertiKです。
ただ問題がないかどうかだけではなく、ブロックチェーン上で最も頻繁に起こる重大な欠陥の一部が存在しないことを数学的に証明する事ができます。
昨年は、150以上のプロジェクトを監査し、15億ドル以上の仮想通貨のセキュリティーを守ってきたという事で、かなり実績がありますね。
また、独自の分析力があります。エンタープライズプログラムおよび軍事プログラムの両方ですでに使用されているCertiKOSが含まれています。これは、米国国防総省高等研究計画局(DARPA)で使用されているツールの1つです。
アメリカの国防省で利用されているOS。それだけで信用が高まります。
バイナンスとcertik。現状最強タッグと個人的に思います。
バイナンス・ジャージーオープン
本日はバイナンス関連のニュースがもう一つ。
バイナンスがバイナンス・ジャージーをオープンしたと発表しました。
バイナンスジャージーとは、仮想通貨対法定通貨での取引所です。
現状、英ポンドとユーロを入金し、ビットコインとイーサリアムを購入することができます。
日本人も利用できます。(58か国で使用可能)
しかし、なぜ、この取引所をオープンしたのか?
ジャージーというとこがポイント
ジャージー代官管轄区 (Bailiwick of Jersey) は、イギリス海峡のチャンネル諸島のうち、ジャージー島のほかマンキエ諸島 (the Minquiers) やエクレウ諸島 (the Ecrehous) などにより構成されるイギリス王室属領です。
ちなみに地図で言いますと、
小さい島です。(116キロ平米)
バイナンスCEOは、英国のEU(欧州連合)からの離脱に関連して、英国ポンドやユーロの信頼が変動した場合に、仮想通貨に移行する可能性を視野に入れていると語っています。
なるほど。うまいタイミングですよね。
この土地は、仮想通貨を含め、金融サービス会社にとって友好的な地となっています。
地元政府の支援を受ける「デジタルジャージー」イニシアチブは、テクノロジー企業が島に移転することを奨励しています。コネクティビティ、投資上有利な条件、そして多くの法律の外で事業実験を可能にする規制「サンドボックス」を設置しています。
バイナンスは、2018年6月にデジタルジャージーと提携。銀行関係を構築し、地元の才能を雇用しており、既に準備は以前から進めていたようです。
法定通貨が不安定になると、仮想通貨の人気が上がるといわれています。
その効果がでるのか、どうなのか、今後のEU離脱のニュースに関して、こういった事も絡めて読んでおくと興味が深くなりますね。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。